あるとき、和尚さんは考えました。 お寺で、お釈迦様やお大師さんなどにお供えするご飯を「仏飯(ぶっぱん)」と言います。仏飯は、炊いた飯釜から、一番初めによそったご飯をお供えするのが習わしです。お供えする時間は、私が朝の読経…
さらに表示 壊れるまで使うカテゴリー: 連載ブログ「和尚の小話」
幸せも、取り過ぎたらいかんです。
あるとき和尚さんは考えました。 屋根がある建物に住み、暖を取ることができ、電気は通り、水も出る。食べものもある。これはとても有り難いことだ。 今から13年前に、和尚はスリランカの僧院に弟子として受け入れてくれた。念願の上…
さらに表示 幸せも、取り過ぎたらいかんです。「参拝のマナー」ページ
和尚は、お寺に来る方がお互いに安心して過ごせるように、日々努めています。せっかくお寺に来られた方が、お互いに残念な気持ちにならないようにお互いに規則に配慮しましょう。 お坊さん達は集団での修行生活を、いさかい無く、円滑に…
さらに表示 「参拝のマナー」ページ11月『満月会』後。
和尚さんは、思慮深く考えました。 偉大なる尊者たちが挑んだブッダの心の哲学『唯識』。 私は、確かに勉強はしたが、やはり難しかったため、途中で、頭が煮え上がってしまった。 自分の法話の内容に、まったく納得がいかず、このよう…
さらに表示 11月『満月会』後。「意識」について
あるとき、和尚さんは考えました。 和尚はこの頃、仏教哲学において極めて重要な課題、人の「意識」について自習しています。人間の心の在り方、頭の中で考えたことの「意志」の行き先を含めて、「意識」という概念についての研究です。…
さらに表示 「意識」についてありがたや。檀家さん
和尚の、唐辛子作り。 和尚さんの食堂で使う唐辛子は、スリランカ産ばかり使っています。 しかし、世界流行病が原因で、スリランカの物流や、観光での入国も、今はまだ、お休み中です。 そこで、和尚さんは考えました。檀家さん宅へ托…
さらに表示 ありがたや。檀家さん托鉢(たくはつ)でお接待
食堂で御接待する食材の多くは、眞弘寺壇信徒の方々からの施しと、近隣の方の施しで受けた「施された品」です。その中には、お寺参りに来てくれた方が、祭壇のお釈迦様や、お大師さんなどにお供えしたお供え物も含まれています。 私は、…
さらに表示 托鉢(たくはつ)でお接待重要な懇願事です
【お寺に参拝される方へ】 私は、お寺にお参りされる方の情報の保護には細心の注意を払っています。他人には知られたくない事、プライバシーの保護に努めることは極めて重要なことです。 お参りに来られる方、全員に対して、寺の中、寺…
さらに表示 重要な懇願事です食堂便り
興法精舎は、みなさんのおかげで、毎日お参りの方々を迎えることができています。皆さんの信仰によって支えられていること、ありがたい気持ちでいっぱいです。 食堂では、お参りの方へ、お供えされた食べ物を、カレーの食材や、茶菓子の…
さらに表示 食堂便り和尚の小話「僧侶は旅をする」(後編) number 2-2
(前回からのあらすじ) 仏門先を探しに、ビルマへ旅をした私は、マンダレー行きの深夜の長距離バスに乗る。明け方にバスは、休憩地の小さなドライブインに寄る。雰囲気のいい店内、店主のススメどおり席につき、注文をした・・・。 (…
さらに表示 和尚の小話「僧侶は旅をする」(後編) number 2-2