和尚さんは考えています。 私達、僧侶には自分に合う師匠が必ずいます。師匠と向き合い、また、同じ兄弟弟子たちと語り合います。その、人と人との対話から、疑問や悩みが解消されていくものです。 僧侶達は、時に黙って、閑かな場所で…
さらに表示 ひっそりと考える場所カテゴリー: 連載ブログ「和尚の小話」
毎日、祈ってます
大切な人、身近な人、遠くの人 生ある、命あるものたちが幸せでありますように 苦しみや、悲しみ、寂しさが消えますように 怖れが消えますように 後悔の苦しみが消えますように 欲望に苦しみませんように 何度同じ過ちを繰り返して…
さらに表示 毎日、祈ってます五色の「のれん」
和尚さんは考えました。 ユーラシア大陸中央部に広がる世界最大級の高原、チベット高原には、チベット人達が信仰する仏教、「密教(みっきょう)」が色濃く伝わっています。 「密教」とは、お釈迦様の頭の中の覚りの内容を、非常に高度…
さらに表示 五色の「のれん」やっぱり丁寧に
和尚さんは考えました。 和尚さんは、10年以上使っている炊飯ジャーを眺めながら、「檀家さんから施された米を、どうにかして上手に炊きたい。」と考えていました。 ですが、和尚さんが米を炊くと、どうも上手にできない。以前、上手…
さらに表示 やっぱり丁寧に人よりも倍以上に励む。
和尚さんは、ずっと前から考えています。 和尚さんの日々の修行では、師匠の教えを思い出しながら、忘れないように気をつけています。人との対面や、頭の中に入ってくる情報を処理する知恵力は、師匠のおかげでございます。 師匠の教え…
さらに表示 人よりも倍以上に励む。ときどき成功
あるとき和尚さんは考えました。 和尚さんの食堂は、正式には「喫茶店」でもなく「カレー屋さん」でもなく「参拝の接待所」でございます。ですが、電話で問い合わせしてくれる檀家さんの多くは「お参りに行きたいのですけれど、今日は喫…
さらに表示 ときどき成功お寺の「印」
あるとき和尚さんは考えました。 お寺の「印(しるし)」は、お釈迦様が覚った内容を整理して、理論として伝えられている「二十四縁起法」を意味しています。お釈迦様が覚った内容をまとめた理論は、広くは「倶舎論(くしゃろん)」とし…
さらに表示 お寺の「印」由来はスリランカかも。
和尚さんは思いました。 【写真】食堂に来客歓迎の植物。「樒(しきみ)」 冬は室内温度が低く、花瓶にそそいだ水の温度が低温で安定するため、祭壇にお供えした花は長持ちします。興法精舎には、祭壇にお供えするための植物として、い…
さらに表示 由来はスリランカかも。一生の値い
あるとき、和尚さんは考えました。 和尚さんは、朝の読経の時間の前に、必ず瞑想をします。瞑想は、とても簡単で、鼻からゆっくり息を吸い込み、口からゆっくり吐き出します。瞑想をする時間は、ほんの10分少々です。早朝、集中力が定…
さらに表示 一生の値いありがたや
和尚さんは思いました。 境内の除雪をしていると、通り過ぎてく車から、町内、近所の方、檀家さん、度々来られるお参りの方と、知った顔の方が手を振ってくれるのは、嬉しくありがたいです。 お参りに来てくれて、お花のお供え、果物な…
さらに表示 ありがたや