みなさん。ありがたや

昨日、4月10日(金)は、スリランカ僧院式のカレーを提供する「食事付き法要の日」でした。

毎月2回開催する「食事付き法要の日」では、お寺の講堂内で、参拝者の方と一緒に、お経を唱え、幸せと心の内を願う「祈願」と、阿部の「ひとこと法話」を行っていますが、昨今、旭川市内で確認された感染情報を考慮して、お経を唱えるなどの「法要」は、きゅうきょ中止としました。

「法要」の後に、お接待するカレーは、お寺の中で提供することも中止となり、カレーをお弁当箱に詰め、「持ち帰り」していただきました。

予約してくださった皆さんには、このような事情で、突然の変更となったことにもかかわらず、口頭での私の説明にも、気持ちよく理解して頂き、大変有り難かったです。

カレーを召し上がられた皆さん。お弁当箱に詰めたカレーは、お口に合いましたでしょうか。お腹いっぱいになりましたでしょうか。

カレーの献立内容は、お寺で使う、カレー専用のお皿に盛り付けることを前提として、味や、色合いのバランスを調整して献立を考えています。そのため、お弁当箱に詰めたカレーを、めいめいに召し上がれた皆さんには、満足いただけただろうかと気にかけた一日でした。

4月10日の「食事付き法要の日」では、参拝の方々と一緒にお経を唱えて、幸せと心の内を願う祈願することはできませんでしたが、カレーを召し上がられた皆さんの気持ちを察して「夜のお経の時間」にて、私の思いで祈願しました。

流行している疫病で、たくさんの方々が苦痛に直面し、どなたも辛く悲しい思いをしています。普通の、当たり前の食事の時間ですら、なんとなく悲しい気持ちになる、この日々が、一日でも早く終息し、この世のどなたにおかれましても、穏やかな日を、迎えられますよう祈っています。

合掌

興法精舎 主監 阿部真典

【4月22日(水)「食事付き法要の日」について】

カレーは、4月10日の日と同様に、食堂内でのお接待はせず、お弁当箱に詰めてお渡しします。カレーの献立内容は、事前の告知通り「ロイヤル海老カレー 他」です。献立には、汁物が一品つきますので、小さめのパックを持参していただければ有り難いです。

すでに予約されている方は、カレーのお持ち帰りで構わなければ、ぜひお越しください。

この様な事情にともない、講堂で、参拝の方と一緒にお経を唱えて、祈願する「法要」も中止となります。

カレーのお賽銭は、通常通りの目安、一食1,000縁といたします。