令和3年1月27日(水) 満席
※1月は、仏事多忙につき一度のみ開催です
【献立】
ROYAL PRAWN CURRY (大海老カレー)
満月のお供え豆(黒豆)のご飯、チャナダール豆とヒヨコ豆の西洋キノコとターメリック煮、シーフードホワイトサラダ、他野菜メニュー数種の予定 。※新作が思いつけば、献立に加わります。
【お布施 / おさい銭】
法要と食事を併せて、お一人につき二千円を目安としてご案内しています。
※写真 献立イメージ (令和2年8月の献立記録より)
【和尚のひと言】
15分間法要では、スリランカ仏教に伝わる言葉「パーリ語」でお経を唱えています。パーリ語は、文法上、比較的簡単なので勉強しやすいです。いっぽうで、パーリ語の「親」となる言葉はサンスクリット語です。サンスクリット語は、言語学上インド・ヨーロッパ語族に属する言語で、歴史的な視点からみても、とても古い言語です。古くはインドの知識階級が使っていた言語ですので、文献上やインド文化圏の歴史を知る上ではとても重要なのです。ですが、極めて難解な言語でして、格変化の多さも特徴の一つです。
和尚が勉強している国、スリランカの言葉(母国語)は、シンハラ語です。言語学上「スリランカ語」というのは無く、スリランカ国民のうち、シンハラ人が話す言葉を、シンハラ語というのです。和尚は、シンハラ語を話すことができます。シンハラ語で仏教法話も多少します。和尚の場合、仏教法話レベルに達するまで4年かかりましたが、和尚の修得は遅いくらいでしょう。もっと熱心に勉強すれば1年少々で会話のレベルは上がると思います。
スリランカの言葉、シンハラ語の「親」となる言葉が、サンスクリット語でして、サンスクリット語をある程度身につけると、シンハラ語も滑らかに習得できるようになります。和尚の師匠は、大変偉大な方で南部では相当有名ですので、サンスクリット語とパーリ語で会話くらいは普通にできます。女性詞、男性詞、中性詞、一人称単数、二人称、三人称複数と、それから過去形のアオリスト変化も、自在に格変化をこなす師匠は、パンディット(賢者)であります。私、和尚は、そんな滑らかに会話することは全く無理でございます。
パーリ語というのは、サンスクリット語の造語です。なぜ、上座部派の仏教徒達が大切にするかというと、パーリ語が、お釈迦様が使っていらした言葉「マガダ語」に極めて近いからです。仏教経典の文献は、サンスクリット語とパーリ語が多いのですが、上座部派には『パーリ・トゥリピタカ』と呼ぶ、パーリ語三蔵経を所持しているところに重視する由縁があるのです。
お釈迦様は、言葉の重要さを大事にされたため、誰であろうとも「理解すること」を重視されのです。ここが重要な理解でして、「パーリ語」でなければ絶対ならないということではありません。ただし、パーリ語経典やサンスクリット語経典は、最も時代の古い言語で伝わった経典ですので、先ずは、これらの言語を学ぶことは最優先になるわけです。
和尚は、お経を聞く方が、可能な限り意味を知って欲しいと思い、お経を唱える前に、おおまかな意味だけを伝えているのです。パーリ語は、お釈迦様が使われていた言葉「マガダ語」にとても近い言語です。お釈迦様が使っていた言語を耳にする気持ちで、穏やかな15分間をお過ごしください。
〝偉大なるお釈迦様よ 大師ら 偉大なる尊者達よ ありがたや 〟
【当日の流れ】
11:15 「15分間法要」スリランカのお経で、供養のお経を読みます。
11:35 食事接待の開始
14:30 終了 (14時LO)
※食堂をいったん閉め片付け・大掃除。18時から通常に戻ります。
【十五分間法要に間に合わない方】
11時15分からの「十五分間法要」に間に合わない方は、お越し頂いた時間にかかわらず、食事前には必ず講堂でお参りしてください。お参りをされた後に、お参りの御利益として食事(カレー)を御接待します。
ただし、もっとも遅い時間でも14時までには必ずお越しください。
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【ご予約希望の方は、電話かEメールでお願いします】
電話 0166-56-9006
メール dhammaudayavihara@gmail.com
【予約送信用フォーム(メール送信される方は、以下の三点を記入の上、送信してください)】
dhammaudayavihara@gmail.com
①【希望の日】 令和3年1月27日(水)
②【人数】
③【名前(名字のみでOK)】
【重要 / 予約をする前に】
次の場合は、きゅうきょ当日でも中止になる場合があります。予約を希望される方は、あらかじめ、これらの事情を、ご了承の上で予約してください。急きょ中止となった場合でも、食品衛生上、「お持ち帰り」などで応対もしません。
◎当麻町内、旭川市内で疫病感染が確認され、なおかつ中止が妥当と判断した場合。
◎当寺の親族に葬祭事がある場合。
◎主監である阿部の体調具合が著しく悪い場合。