昨今より、ようやく冬らしい天候が続いていますね。興法精舎では、除雪も丁寧に行い、気持ちよくお参りできるよう、お参りの方をお待ちしております。
食事付き法要の日には、11時15分からの15分間法要で、スリランカのお経を読みます。食事を召し上がる方は必ず、参拝していただき、お釈迦様にお祈りしいたします。
スリランカの法事では、お経を、ひととおり読み終わった最後に、一人のお坊さんんが、「ピンワーキヤ」という祝福の言葉を独唱します。祝福の言葉「ピンワーキヤ」は、およそ、3分から5分程度かかります。
祝福の言葉「ピンワーキヤ」の特徴は、シンハラ語、パーリ語、サンスクリット語の、3つの言語を使います。内容をざっくりと説明しますとこうなります。
「お釈迦様やお坊さんたちに、お供え物をお供えしたことにより、神々の祝福を受け、長寿であり、生きる力がみなぎり、たくさんの幸せを授かるでしょう。あなたの素晴らしい行いは必ず実を結び、生きては幸せであり、来世には輪廻転生を終えて、必ず涅槃成仏することを約束するものです。善きかな。幸せあれ。」
こういった内容の祝福の言葉「ピンワーキヤ」を独唱することは、スリランカの法事では欠かせません。お坊さんも、檀家さんの為に、祝福の言葉「ピンワーキヤ」を暗唱しなければならず、少年僧のうちでは15歳くらいまでには暗唱してしまいます。
祝福の言葉「ピンワーキヤ」は、お寺によって内容が違い、私が教わった祝福の言葉「ピンワーキヤ」と、隣のお寺のお坊さんが唱える内容とは全然違うのです。祝福の言葉「ピンワーキヤ」は、法要の内容にそって、微妙に構成を変えます。
私が出席した法事の経験では、毎回、その場で、唱えながら、居合わす人々の心境を考えながら即興で独唱するという、すご技のベテラン僧侶の、祝福の言葉「ピンワーキヤ」を聞いたことがあります。あれには、たまげましたね^^
スリランカ仏教の法事では欠かせない祝福の言葉「ピンワーキヤ」を、1月26日(日)の食事付き法要の日(友引)で独唱します。阿部が所属する、ヴィドゥヤチャンドラ僧院伝統のロングバージョンです。
祝福の言葉「ピンワーキヤ」を聞きながら手を合わせ「自分と他人、命ある者のの全ての人が幸せでありますように」と祈りましょう
※11時15分からの15分間法要に間に合わない方も、お越し頂いた時間にかかわらず、食事前には必ず講堂でお参りしてください。
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1月26日(日)「友引」食事付き法要の日
10食限定
11:15 「15分間法要」スリランカのお経で、供養のお経を読みます。
11:35 食事接待の開始
14:30 終了
※食堂をいったん閉め片付け・大掃除。18時から通常に戻ります。
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※予約で満席となっています
次々回は、2月7日(金)です
電話0166-56-9006
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◎予定・献立内容
Spicy チキン
大海老サンボル
ビーツのカレーリーフ煮込み
ジャガイモのオーガニックスパイス炒め
揚げ茄子の、タマリンドと混合スパイス炒め
長ネギの、クミンスパイス炒め
香草とシラスの赤タマネギサラダ
ワカサギのココナッツ揚げ
えだ豆ごはん
※写真 前回の献立例です