花を供えるときの瓶。ご覧の華瓶は、旭川市東山の突鞘山で陶芸工房を構える工藤和彦氏の作品。
土で作られた仏具は、まさに柔らかい印象を与えてくれる。春夏秋冬、どのような花をさしても映えるものだ。
僧院のブッダ
精舎の玄関に入ってすぐ、スリランカ僧院のお釈迦様の写真を奉っている。
シンハラ人独特の感性と色使いで表現されたお釈迦様で、人々を迎える。
僧院で読経する時の私の定位置は左斜め下側。その角度から拝んでいたため、いつでも拝んでいるという私の意志を示すため、この映りの写真を供えている。
10月下旬には、食堂を利用された賽銭で、新調した額縁が仕上がる。工藤和彦氏の一輪差しとの表現が楽しみである。
仏画、仏像、経典、仏像の写真であっても、お釈迦様や、尊者、菩薩達は、見栄のための飾り物ではなく、雑に扱わず、敬意をもって大切に扱おう。
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工藤和彦氏の公式ホームページ
http://urayama.org/