次回予告 食事付き法要の日(友引)

2月7日(金) 11:15~ 

こんにちは。寒暖差のせいか私の周りでは、体調をくずす方も見受けられます。体調の悪いときも、最低限の栄養摂取も大切ですが、「水」を飲むことが病治療の基本だと教えていただいたことがあります。水をたくさん飲んで、身体の体調を整えましょう。

スリランカ仏教の法事では、お経を読む所用時間が短いという特徴があります。その時間は、長くて5分くらいです。我が国の仏教法事では、お経を読む所要時間は、30分から40分くらいが平均的ですから、スリランカ仏教のお経を読む所用時間は、あっさりしていますね。

スリランカ仏教の法事で、お経を読む所用時間が短いからといって、手抜きをしているわけではありません^^。読むお経の内容自体が、そもそも短いということと、お坊さんによるお釈迦様の話「法話」時間の都合もあります。一般的には、二人のお坊さんが、一人につき10分くらいお釈迦様の話「法話」をします。

スリランカ仏教では、仏教経典の一部から、お釈迦様の言葉を引用して、「法話」をするのが主流なため、居合わせた人々には聞いて学ぼうという意識が強いのも特徴です。博学の長老さんのお話は、若い僧侶達の視点にはない解説をしてくれるので、居合わせる僧侶たちにとっても勉強になります。

スリランカ仏教の法事では、檀家さんは、平均10人程度のお坊さんを、法事を主催する檀家さんの自宅に招きます。お釈迦様の話をする担当の僧侶は、法事の最中に、最も歳の古い長老さんから、突如として指名を受けます。なので法事に招かれたお坊さんは「もしかした私が指名されるかも」と心の準備をして、法事へ出かけます。もちろん、私もです。外国人だからといって容赦はありません^^

私はシンハラ語を語るのが下手なので、毎回指名されるわけではありませんが、指名されると、心臓がバクバク、「ドキっ」とします。毎回、手に汗握りながら、法話をした思い出があります。少年僧侶にとっても貴重な「実践修行の機会」でもあるため15歳くらいの少年僧ですら、指名を受ければ法話をします。

さて、次回2月7日(金)の、食事付き法要の日(友引)では、仏教経典の一部から、お釈迦様の言葉を引用して、3分から5分ほどの、お釈迦様の話「法話」を行います。どんな内容になるかは当日までのお楽しみです^^

予定している献立ですが、新作の一品が登場します。名付けて・・・

「ロイヤル海老カレー 」です。

私が調合した、9種類のオリジナルスパイスと海老を、香り高く炒め、ココナッツミルクを加え、丁寧に濾し、なめらかに仕上げた、海老カレーです。その味は、丁寧で上品に仕上げるため「ロイヤル海老カレー」と名付けました。

美味しいですよ^^
他の命を頂き、お腹いっぱいにさせてくれる。
ありがたいな~という気持ちになるように仕上げます。

この世で、尊い教えに触れられるのは、お釈迦様と、大師ら、偉大な僧侶たちのおかげです。

〝偉大なるお釈迦様よ 大師ら 偉大なる尊者達よ ありがたや 〟

※11時15分からの15分間法要に間に合わない方も、お越し頂いた時間にかかわらず、食事前には必ず講堂でお参りしてください。
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2月7日(金)食事付き法要の日(友引)
10食限定
11:15 スリランカのお経で「15分間法要」
11:35 食事接待の開始
14:30 終了
※食堂をいったん閉め片付け・大掃除。18時から通常に戻ります。
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空席あり
次々回は、2月19日(水)です
電話0166-56-9006

予約は3日前までにお願いします
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◎予定・献立内容
ロイヤル海老カレー
カボチャのオーガニックスパイス煮込み
ニンジンのタマリンドとブラウンマスタード炒め
パリップ・レンズ豆と西洋キノコ煮込み
真っ赤な辛くない唐辛子・クミン炒め
香草とシラスの赤タマネギサラダ
スチームライス・黒千石ごはん

(注)「Spicyチキン」はお休みします

※写真 ロイヤル海老カレー